君は僕だけのもの…

2006年1月15日
僕は遠くから眺める。

小柄で綺麗な声で歌うあの娘を


彼女の声、身体は僕だけのものだ

誰にも聞かせたくない

触らせない

愛しいからこそ僕の手であの娘の喉を引き裂き…彼女からを奪う

悲鳴、嗚咽さえも僕には甘く聞こえる。

耳に染み渡る君の声もう二度と聞くことはできない。

でも、コレでいい彼女の声を僕は忘れないから

さて、誰にも触れられないようにするにはどうしたらいい?



声を奪ったように、身体も奪えばいい


そうだ、誰にも触らせないために僕は彼女から身体を奪おう


そうすれば僕だけのものだ



彼女の血肉を喰らった。



肉は柔らかく、とても美味しかった


血は甘く喉の渇きを潤した



あの娘には会えないと気がつかない

哀れな僕

これから

きっと僕は彼女の代わりを探し続けては

喰らっていくだろう


彼女の面影だけを探し、罪をかせねていく




《一羽の鳥に恋した猫の末路》

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